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《ステキなご家族との出会い》

~私が支援職を志したきっかけ~

 私が高校生のとき、あるステキなご家族と出会いました。それは私の友人のご家族。その友人には知的障がいのある妹さんがいました。

 

 私がよく知らずにカバンにつけていたバッジが、障がいのある人たちに関するものでした。それを見た友人が、そっと妹さんのことを打ち明けてくれたのです。

 ある日、その友人の家に遊びに行きました。その時はじめて妹さんに会ったのです。

 

 私は身近に障がいのある人がいませんでした。ですから、最初はどのように接すればよいかわかりませんでした。友人は妹さんに、「〇〇ちゃん、ドーナツ好きだったよね」と言って、私がおみやげに持参したドーナツを優しく差し出しました。妹さんは私たちと同じ部屋で、一緒においしそうに食べてくれました。弟さんもそばにいて、とても和やかな雰囲気でした。その時、なんともいえないあたたかな気持ちに包まれたことを今でもよく覚えています。

 友人のご両親は学校のPTAや地域の活動に積極的に参加していました。私がそのことで、友人のお母さんに、「すごいですね」というようなことを言うと、そのお母さんは、「〇〇ちゃんが地域で生きていくためには、周りの人たちに理解してもらって、協力してもらわないといけないでしょ。だからできる限りお手伝いしようと思ってるの。私たち家族は〇〇ちゃんのおかげで団結して仲良くやっていけてるの」と笑顔で元気に話してくれました。

 私には、そのご家族がキラキラ輝いて見えました。実際には大変なことがたくさんあったのだと思います。でも、ご家族のみなさんが明るく前向きに生きていらっしゃる姿はとても素敵で、深く感銘を受けました。もしも私にできることがあれば、ぜひそんなご家族のお役に立ちたい、と強く思いました。

 その友人とは今もお付き合いが続いています。この出会いが私に支援職を志すきっかけを与えてくれました。本当に心から感謝しています。初心を忘れず、これからも真摯に支援の仕事に取り組んでいきたいと思います。

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